ヒートブラシでロング・ミディアムヘアを整える使い方|毛量が多くても失敗しないブロッキングのコツ 読む ヒートブラシとスタイリング剤・ヘアオイルの併用方法|使う順番と選び方、やってはいけない組み合わせ 1 分

ヒートブラシとスタイリング剤・ヘアオイルの併用方法|使う順番と選び方、やってはいけない組み合わせ

「ヒートブラシの前にヘアオイルをつけていいの?」「スタイリング剤は前と後、どっちが正解?」「ワックスをつけたままとかしたらブラシがべたついた……」——ヒートブラシを使い始めると、必ずぶつかるのがスタイリング剤との順番と組み合わせの疑問です。使う順番を間違えると、仕上がりが崩れるだけでなく、プレートの汚れや髪への負担にもつながります。

本記事では、スタイリング剤・ヘアオイルをヒートブラシの「前」に使うもの・「後」に使うものに分けて整理し、避けたい組み合わせ、併用の基本3ステップ、髪質・仕上がり別のおすすめの組み合わせまでを解説します。

スタイリング剤は「前」と「後」で役割が違う

図1:前=守る・整える下地、後=固める・ツヤの仕上げ

ヒートブラシと併用するスタイリング剤は、使うタイミングによって役割が変わります。同じヘアオイルでも、前に使えば「下地」、後に使えば「仕上げ」で、期待する働きは別物です。

「前」に使う剤=下地(守る・整える)

ヒートブラシの前に使う剤の目的は、髪のすべりをよくしてとかしやすくすることと、熱の負担を抑える助けになることです。髪は高温で柔らかくなった状態でこすれるとキューティクルがはがれやすくなるため(出典:花王ヘアケアサイト「高温加熱の影響」)、表面のすべりをよくしておくことは負担の軽減につながります。あわせて、広がり・パサつきを事前に落ち着かせておくと、少ない往復回数で面が整いやすくなります。

「後」に使う剤=仕上げ(固める・ツヤ)

とかした後に使う剤の目的は、整えた形をキープし、表面にツヤを足すことです。髪表面を薄くコーティングすることで湿気の出入りが抑えられ、「広がり戻り」を防ぎやすくなります。ヘアオイルは髪同士の摩擦を減らし、静電気による浮き毛やパサつきを抑える働きも期待できます(出典:ルベル「パサつきや髪の広がりを防ぐ静電気対策」)。

そして前後どちらにも共通するのが「薄く・少量」という原則です。前は「湿り気が残らない量」、後は「毛先中心に少量」。つけすぎは、前ならプレートの汚れや仕上がりのベタつき、後なら重さ・ぺたんこの原因になります。

ヒートブラシ前に使ってよいもの・NGなもの

図2:前処理に向く剤 × 避けたい剤。固めるタイプは後にまわす

「前」に使う剤は、熱との相性で選びます。目安はシンプルで、「さらっとして薄くのびるもの」は前に使え、「重くて乾くと固まるもの」は前には向きません。

使ってよい:ヒートプロテクト系ミスト・軽いオイル少量

ヒートプロテクト(熱対応)をうたうミストやヘアミルク、さらっとした軽めのヘアオイルは、前処理向きです。薄い膜で髪のすべりをよくし、熱の負担を抑える助けになります。花王のヘアケアサイトでも、ブラシが素直に通らないときは「すべりを良くする剤(オイルやクリームなど)を少量塗布」し、剤を多量に使って濡らしすぎないことがポイントとされています(出典:花王ヘアケアサイト「スタイリングのQ&A」)。

重要なのは「つけてすぐとかさない」こと。アイロン用のスタイリング剤は、つけたら少し時間をおいて湿り気がなくなってから使うのが基本です(出典:花王ヘアケアサイト「アイロン」)。濡れたままの髪を加熱すると、形がつきにくいうえに、長時間の高温で傷みが進みやすくなります。

避けたい:重いワックス・ジェル・スプレーで固めた髪

ワックスやバームなど油分の多い重い剤、乾くと硬い皮膜になるジェル、スプレーで固めた髪にヒートブラシを通すのは避けましょう。ジェルは「乾くと堅い皮膜になり、仕上がりは硬めで崩れにくい」タイプの整髪剤で(出典:花王ヘアケアサイト「スタイリング剤」)、固まった髪に熱いブラシを通すとプレートへの焦げつき・ブラシの汚れ・髪への負担の三重苦になります。これらは「後」の仕上げ専用と考え、固めた後はもうブラシを通さないのが鉄則です。

併用の基本3ステップ

図3:乾いた髪に薄く→なじんでからとかす→冷ましてから仕上げ

順番さえ守れば、スタイリング剤との併用は難しくありません。毎朝のルーティンにそのまま組み込める3ステップです。

① 乾いた髪に前処理剤を薄くなじませる

スタートは完全に乾いた髪から。ミストや軽いオイルを少量、手ぐしで全体(特に中間〜毛先)になじませます。根元にはつけすぎないようにすると、ぺたんこを防げます。

② 湿り気が消えてから、低めの温度でとかす

剤がなじんで湿り気がなくなるまで少し待ちます。温度は低めから始めるのが基本で、花王のヘアケアサイトでは、毛髪の弾力低下が起こる160℃以下に設定して短時間で使うコツが紹介されています(出典:花王ヘアケアサイト「アイロン」)。毛束は少なめに取り、根元近くから毛先へゆっくり一方向に通します。

③ 室温まで冷ましてから仕上げ剤をつける

熱で温まった髪は形が変わりやすい状態です。髪が室温まで冷めて形が固定されてから、ヘアオイルやバームを毛先中心に少量なじませます。花王のヘアケアサイトでも、アイロン後のオイルは「温まった髪を室温に冷ましてから塗布」するよう案内されています。温かいうちに濡らすと、せっかくつけた形が崩れる原因になります。

髪質・仕上がり別のおすすめ組み合わせ

「前」と「後」の考え方が分かれば、あとは髪質や目指す仕上がりに合わせて剤の種類を組み合わせるだけです。代表的な4パターンをまとめました。

悩み・仕上がり 前(下地) 後(仕上げ) ひとこと
広がる・多毛 ヒートプロテクト系ミスト+軽いオイルを少量 オイルまたはバームを毛先〜中間に 後の油分で湿気の出入りをブロック。根元は避ける
ぺたんこ・細い髪 さらっとしたミストのみ(オイルは省く) 軽めのミストか、ごく少量のオイルを毛先だけ 油分を足しすぎない。根元は触らずふんわり残す
パサつく・乾燥毛 ヘアミルク or 軽いオイルを薄く オイルを毛先中心にやや多め 前後とも保湿寄り。往復回数は最小限に
ツヤ重視 ヒートプロテクト系ミスト つや出しオイルを表面に薄く手ぐしで 面をそろえてから、表面だけに薄くのばす

どのパターンでも共通するのは、前は軽く、後は毛先中心にという考え方です。「後」の油分は表面をコーティングして光を反射しやすくするため、ツヤ見えにも直結します。逆に細い髪・ぺたんこが悩みの方は、前後とも油分を控えめにするだけで、ふんわり感を残しやすくなります。

セラミックプレートで滑らかに|LINKA スリークオン

「スタイリング剤と組み合わせて毎朝きれいに仕上げたい」「低めの温度からやさしく使いたい」という方には、LINKA スリークオン(コンパクトヒートブラシ) がおすすめです。

スリークオンは、エステサロン用機器メーカーの株式会社アイビビッドが手がけるヒートブラシ。セラミックコーティングのプレートが熱をムラなく伝え、前処理剤をなじませた髪もなめらかに通ります。温度は160℃・180℃・200℃の3段階で、スタイリング剤を使う日は低めの160℃から始められるのがポイント。折りたたむと即OFF、開いたままでも約25分で自動OFFする設計なので、仕上げ剤を塗っている間に電源を切り忘れても安心です。

スタイリング剤との併用にうれしいポイント

  • セラミックコーティングのプレート:剤をなじませた髪もなめらかに通り、使用後は冷めてから軽く拭くだけ
  • 3段階温度で「低めから」:前処理剤を使う日は160℃スタート。髪の負担を抑えながら面を整えられる
  • 自動OFF機能:折りたたみで即OFF/開放時約25分で自動OFF。仕上げ剤を塗る手順に集中できる
  • 約135g・折りたたみ式+専用耐熱ポーチ:外出先での「仕上げ剤つけ直し+お直し」も手軽

価格は¥7,700(税込)。詳しくは LINKA公式サイト をご覧ください。

よくある質問(FAQ)

Q. ヒートブラシの前にヘアオイルをつけても大丈夫ですか?

A. 軽めのオイルを少量なら前処理として使えます。ポイントは、つけた後に少し待って湿り気がなくなってからとかすこと、根元にはつけないことの2点です。重いオイルをたっぷりつけると、プレートの汚れやベタつき、仕上がりの重さにつながります。

Q. ヘアオイルは「前」と「後」どちらがおすすめですか?

A. 目的で使い分けます。すべりをよくして負担を抑えたいなら前に少量、ツヤと持ちを出したいなら冷ましてから後に毛先中心。迷う場合は「前は軽いミスト、後にオイル」の組み合わせが失敗しにくい定番です。

Q. ワックスをつけた髪にヒートブラシを使ってもいいですか?

A. 避けましょう。ワックスやジェル、スプレーで固めた髪に熱いブラシを通すと、プレートへの焦げつき・ブラシの汚れ・髪への負担の原因になります。これらは仕上げ専用と考え、ブラシで形を作った後につけ、その後はブラシを通さないのが基本です。

Q. 何もつけずにヒートブラシを使うのはダメですか?

A. 短時間・低温で使うなら、必ずしも剤が必要なわけではありません。ただし、パサつきや広がりが気になる方、往復回数が増えがちな方は、軽い前処理剤を使うほうが少ない回数で面が整い、結果的に髪への負担を抑えやすくなります。

Q. スタイリング剤を使った後、プレートのお手入れは必要ですか?

A. 剤の残りは蓄積するとすべりが悪くなるため、使用後に本体が冷めてから乾いた柔らかい布で軽く拭く習慣をおすすめします。濡れた布や洗剤の使用、水洗いは避け、お手入れ方法はお使いの製品の取扱説明書に従ってください。

参考文献

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の効果を保証するものではありません。仕上がりや髪への影響には髪質・毛量・ダメージ状態・使用するスタイリング剤による個人差があります。スタイリング剤は各製品の使用方法に従い、ヒートブラシはお使いの製品の取扱説明書に従って、やけどにご注意ください。頭皮や肌のトラブルが続く場合は皮膚科専門医にご相談ください。

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