「スチーマーはいらない、効果ないから」という人は、間違った使い方をしているかもしれません。 スチーマーには、肌の保湿などさまざまな美容効果が期待できます。
毛穴の汚れや肌のごわつきなどに悩む方はぜひ使うべきです。
この記事では、スチーマーの効果や使った方がいい人、使用時の注意点などについて解説します。
スチーマーの使用により、「効果がなかった」「肌が荒れた」という方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
目次
そもそもスチーマーとは
「スチーマー」とは、顔やデコルテにスチーム(蒸気)をあててケアをする美顔器の一種です。 スチーマーを使うことで、スキンケアに適した40℃近くまで肌温度を上げたり、毛穴を開かせたり、肌を柔らかくしたりすることができます。
肌に直接接触させずに使用することから、美顔器の中でも刺激が少なく、初心者でも使いやすいのが特徴です。 温かいスチームを浴びることで、保湿や毛穴ケアなどさまざまな効果が期待できます。
また、小じわやたるみ、くすみなどの肌悩みの最大の原因は乾燥とされているため、スチーマーを使用することでそれらの予防にもつながります。 時間的・経済的な理由から、エステになかなか行けないという方でも、自宅で気軽にフェイスケアができるのです。
スチーマーの効果は?
スチーマーを使うことで、さまざまな効果が期待できます。例えば、以下の効果です。
① 保湿効果 角質層が水分で潤い、透明感のある肌を目指せます。
② クレンジング効果 毛穴の奥のメイクや古い角質などの汚れを浮かせて落としやすくなります。
③ 美容成分の浸透効果 肌が潤って柔らかくなると、化粧水の美容成分が角質層まで浸透しやすくなります。
④ リラックス効果 温かいスチームにより心地よくリラックスした気分になります。
⑤ 血行促進効果 肌が温められ、血管が拡張して血行が促進されることで、肌が明るい印象になります。
スチーマーを使うのがおすすめな人は?
前述のとおり、スチーマーには多くの効果が期待できるため、さまざまな肌トラブルを抱えている人の悩み解消につながる可能性があります。
ここでは、具体的に、どのような人にスチーマーがおすすめなのかを紹介します。
毛穴の詰まりが気になる人
まず、毛穴の詰まりが気になる人におすすめです。
毛穴の奥に入り込んだ皮脂や古い角質、メイクなどの汚れは、通常の洗顔だけでは落としにくいです。
クレンジング前に肌にたっぷりの温かいスチームを浴びると、毛穴が開くことで汚れが浮き上がって落としやすくなり、「ディープクレンジング」できます。また、肌を強くこすらずに済むので、摩擦による肌ダメージを軽減できることもメリットです。
毛穴の汚れはザラつきやくすみの原因なので、フェイススチーマーを使ってしっかり汚れを落とすことで肌を健やかに保てます。
美容成分が浸透しにくい人
次に、化粧水の美容成分が浸透しにくいと感じている人にもおすすめです。
スチームをあてた直後の肌は、毛穴が開いてきれいになり、乾燥した角質層も水分で潤っている状態です。
また、血行も良くなり、肌が柔らかい状態となっています。
その状態でスキンケアをすることで、化粧水や美容液などの基礎化粧品に含まれる美容成分が、角質層に浸透しやすくなります。
また、フェイスマスクやパックをしたままスチームを浴びると、それらに含まれる美容成分が肌に浸透しやすくなるのでおすすめです。
肌にごわつきを感じる人
そして、肌にごわつきを感じる人にもおすすめです。
ごわつきの主な原因は、肌の「乾燥」と「ターンオーバー(新陳代謝)の乱れ」です。
温かいスチームを浴びると、乾燥した角質層が水分で潤い柔らかくなります。それにより、古い角質が剥がれやすくなるので、肌のターンオーバーがスムーズに行われるようになります。 睡眠不足やストレス、偏った食生活などによるホルモンバランスの乱れは、ターンオーバーの乱れの原因です。
ターンオーバーのサイクルが乱れると、肌のごわつきだけでなく、シミやくすみの原因にもなり、透明感も失われます。
ターンオーバーが整うことで、肌のトーンが明るくなったりハリが増したりする効果が期待できるのです。
スチーマーの効果をダウンさせる!誤った使い方は?
ここまでで、スチーマーには多くの効果があることを説明しましたが、インターネット上には「スチーマーなんていらない」という声もあります。 スチーマーは、取扱説明書の内容に従って適切な使い方をすることが重要です。
不適切な使い方をすると、十分な効果が得られないばかりか、事故や故障、ケガ、肌トラブルの原因となります。
ここでは、特に注意すべき誤った使い方を5つ紹介します。
スチーマー本体のお手入れをしていない
1つ目の間違った使い方は、「スチーマー本体のお手入れをしない」ことです。
スチーマーは水を使用するので、基本的に使用するごとにお手入れをしてください。
使用後にそのまま放置しておくと、本体内部に繁殖したカビや雑菌を含むスチームを浴びて、肌トラブルを引き起こす可能性があります。
給水タンクを取り外せるタイプが、掃除しやすいためおすすめです。
スチーマーを使った後は、タンクに残った水を捨て、水洗いをしてからよく乾燥させます。 基本的に商品ごとにお手入れ方法は異なるため、取扱説明書をチェックしましょう。
使用後に化粧水や乳液で保湿ケアをしていない
2つ目の間違った使い方は、「使用後に保湿ケアをしない」ことです。
スチーマーを使った後は、保湿ケアを忘れてはいけません。
スチーマー使用直後は、角質層が保湿されているため、肌が潤っているように感じます。 しかし、スチームを浴びた後の肌は毛穴が開いており、水分が蒸発して乾燥しやすい状態になっています。
そのため、使用後は速やかに保湿ケアを行うことが重要です。
「化粧水」→「美容液」→「乳液またはクリーム」の順で使用して、肌を整えて潤いを閉じ込めてください。
使用時間が少なかったり長すぎたりする
3つ目の間違った使い方は、「使用時間が適切でない」ことです。
スチーマーの1回あたりの使用時間は、10~15分程度が目安です。
購入したスチーマーの取扱説明書で、推奨時間を確認してください。また、時間がきたら自動的に電源がオフになる商品も多いです。
スチーマーは、使用時間が短いと十分な効果が得られませんが、使用時間が長いほど効果が高くなるわけでもありません。長時間の使用で角質層がふやけたり、開いた毛穴から水分が蒸発して乾燥したりする場合もあります。
肌に負担をかけないよう、推奨時間を守って使用することが大切です。
最初のうちは数分程度から試して、少しずつ延ばしていくのもよいでしょう。
顔との距離が適切でない
4つ目の間違った使い方は、「スチーマーと顔との距離が適切でない」ことです。
噴射口に近いスチームは非常に高温です。
至近距離で顔にあてるとやけどの危険があり、高温のスチームを浴びることで、かえって肌が乾燥することもあります。吹き出し口から20cm以上離れ、スチームが顔全体にあたるようにしましょう。
一般的に、スキンケアをする際の肌温度は、40℃前後が適しているとされています。そのため、ほとんどのスチーマーでは、適切な距離で使用すれば肌温度が40℃前後になるように設計されています。
使用頻度が高すぎる
5つ目の間違った使い方は、「使用頻度が高すぎる」ことです。
スチーマーを1日に何度も使用すると、肌に負担をかけて肌トラブルの原因になります。
使用頻度としては、最初のうちは肌の様子を見ながら、「週2~3回程度」が目安です。肌が慣れてきたら徐々に頻度を上げ、「1日1回を限度」とします。
基本的に毎日使用しても問題はなく、実際に効果を感じている人も多いです。しかし、週に数回の方が効果を感じやすい人もいます。
使用感には個人差があり、肌質や使用目的によっても適切な使用頻度は異なるため、肌の状態を見ながら調整してください。
おすすめスチーマー「LINKAイオンフェイススチーマー」
ここでは、おすすめのスチーマー「LINKA イオンフェイススチーマー」を紹介します。 この商品の魅力は、ズバリ「安いのに高性能」な点です。
以下、特徴です。
● ナノサイズの温かいイオンスチームが出るので、角質層の奥深くまで水分が届き、透明感のある肌を目指せます。ボタン一つでスチームが出るシンプル設計です。
● 噴射口の角度は自由に調整できます。また、本格的なアロマ機能付きです。
● 大容量の給水タンクで、パワフルなスチームが約16分続きます。精製水だけでなく水道水も使えます。
● 「6,930円」とリーズナブルな価格です。手のひらサイズで、リビングのインテリアとしても違和感のないスタイリッシュなデザインとなっています。
● 給水タンクは取り外せるので、お手入れしやすいです。また、除菌効果のあるUV-Cライトが内蔵されており、ノズル内部も清潔に保てるため、クリーンなスチームで安心して肌のケアをすることができます。
まとめ
今回は、「スチーマーはいらない」という方のために、誤った使い方のチェックポイントを中心に解説しました。
① スチーマーに期待できる効果は、「保湿」、「クレンジング」、「リラックス」など。
② おすすめの人は、「毛穴汚れが気になる人」、「美容成分が浸透しにくい人」、「肌がごわつく人」など。
③ 十分な効果を得るには、以下の点に注意。
・使用するたびに本体をお手入れする
・使用後は肌の保湿をする
・メーカー推奨の使用時間を守る
・スチーマーとの適切な距離を保つ
・使用頻度は1日1回まで
④ コストパフォーマンスに優れた「LINKA イオンフェイススチーマー」がおすすめ。 スチーマーを適切な方法で使用して、一人でも多くの方が効果を実感できれば幸いです。