芸能人でも愛用している方が多いと言われている「フェイススチーマー」。
美肌の人はお手入れに取り入れているとも言われるほど、 人気の高い美容機器です。
美肌に憧れる方は一度はフェイススチーマーを導入するか検討したことがあるという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな方にむけてフェイススチーマーの効果や選び方について解説していきます。
顔にスチームをあてて使うフェイススチーマーとは
フェイススチーマーとは、機器についているビーカー（タンク）に、水や精製水などを入れ、 加熱するなどしスチームを生成し、吹き出してくれる美容機器です。
一般的なホットスチームの温度は40℃前後の温かいスチームで、スキンケアに取り入れることで肌に嬉しい効果を得ることができます。
フェイススチーマーには、スチームに特化した「単体機」とスチーム以外の機能も備わった「複合機」などがあります。
スチーマーの種類には、ハンディタイプや卓上タイプ、業務用の据え置きタイプなどサイズ展開も豊富です。
フェイススチーマーの3つの効果
フェイススチーマーを利用することで得られる効果は複数あります。
主なフェイススチーマーの効果は「保湿効果」「毛穴ケア効果」「リラックス効果」の3つです。
まずここからは、この3つの効果についてそれぞれ解説していきます。
肌への潤い効果
フェイススチーマーは、水を加熱するなどしてスチームを生成し吹き出す美容機器です。 水を蒸気にして肌にあてることで、細かくなった水の粒子が肌に入り込み、「肌にたっぷりの潤い」を与えてくれます。
また、ホットスチームであれば約40℃の温かい蒸気が毛穴を開いてくれるため、より肌の奥深く角質層にまで浸透します。
肌が潤いを取り戻し保湿されることで、「乾燥肌の改善」や「肌の機能の正常化」に繋がる効果も期待できます。
汚れが落ちやすくなる効果
フェイススチーマーで温かいスチームをあてることで、「肌の毛穴が開く」ため、毛穴の奥に詰まったメイクや皮脂などの汚れが浮きやすくなり、 汚れが落ちやすくなる効果が期待できます。
また、フェイススチーマーから出るホットスチームの温度が約40℃なのに対して、角栓が溶け出す温度が38℃前後となっているため、 角栓を溶かして除去するケアの効果も期待できます。
肌の汚れた皮脂などをキレイに落とすことで「くすみ肌の改善」や「血色の良い肌」に繋がるというメリットが考えられます。
リラックス効果
フェイススチーマーから出る温かい蒸気に包まれることでポカポカと気持ちよくなり、リラックス効果が期待できます。
また、肌を温めることで血行が良くなり「肌や顔周りの筋肉の緊張がほぐれる」ため、肉体的にもスッキリとリラックスすることができます。
さらに、肌を温めることは「副交感神経が優位」になるため、自律神経の乱れを改善してくれリラックスできるという効果があります。
また、スチーマーによってはアロマオイルなどを使用できるものもあるため、そういったスチーマーを使うことでさらにリラックス効果を高めることができます。
フェイススチーマーのおすすめの使い方
フェイススチーマーは、使うタイミングを変えることで、色々な使い方と応用ができます。 ここからは、フェイススチーマーのおすすめの使い方をいくつかご紹介していきます。
フェイススチーマーをもっと使いこなしたいという方は、ぜひご覧ください。
メイク後のディープクレンジングに！
フェイススチーマーの使い方1つ目は「ディープクレンジング」です。
ディープクレンジングとは、クレンジング前にフェイススチーマーを活用することで「毛穴を開いてメイクを落としやすくする」クレンジング方法です。
ディープクレンジングの手順は以下のとおりです。
①3分ほど温かいスチームを浴びる
②クレンジング剤を肌になじませる
③メイクが浮いてきたらメイクオフをする
この際、強くクレンジングをしすぎると「開いた毛穴に汚れを押し込む」ことになってしまうため注意しましょう。
お風呂上がりの潤いケアに！
フェイススチーマーの使い方2つ目は「お風呂上がりのうるおいケア」に使用するです。 これは、お風呂に入った後にフェイススチーマーを使用する方法です。
お風呂の後はどんどんと肌の水分が蒸発していき、放置すると肌が乾燥してしまいます。 これを防ぐためにお風呂上がりにフェイススチーマーを使い、保湿をしたあと化粧水や乳液などを使い保湿した水分が逃げないようにします。
フェイススチーマーの中には、ホットスチームだけでなく冷たいスチームを出してくれるものや、化粧水をミスト化して吹き出してくれる機能がついているものもあります。 これらのフェイススチーマーを使用することでより効果的にお風呂上がりの潤いケアを行うことができます。
メイク前に化粧のりをよくするために！
フェイススチーマーの使い方3つ目は「メイク前に使用し化粧ノリをよくする」使い方です。 メイク前にフェイススチーマーを行うことで、肌にうるおいを与えてからメイクすることができ、化粧ノリがよくなります。
また、フェイススチーマーによる血行促進効果も相まって、肌が柔らかくなり血色もよくなります。 フェイススチーマーによっては「冷たいスチーム」を出すことができるものもあり、そのようなフェイススチーマーを使うことで、 温かいスチームで毛穴ケアと保湿ケアをした後に、冷たいスチームで「肌を引き締めて」からメイクすることもできます。
フェイススチーマーを選ぶ際のポイント
ここまで、フェイススチーマーとは何か使い方と効果について解説してきました。
しかし、フェイススチーマーは色々な種類があり、機能もサイズも含めると膨大な数の製品があります。
そんな中、どうやって自分にあったフェイススチーマーを選べばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、ここからはフェイススチーマーを選ぶ際のポイントについて解説していきます。
搭載されている機能に注目
フェイススチーマーの選び方1つ目は「搭載されている機能に注目」するです。
フェイススチーマーには、以下のような使う人を助けてくれる便利な機能が搭載されているものも多くあります。
①タイマー機能：決めた分数に達すると自動でスチームが止まる機能。スチームの当てすぎによる肌トラブルを予防してくれます。
②温度調節機能：適切な温度の蒸気を保ってくれる機能。温度の上がりすぎによる乾燥や火傷などを防いでくれます。
③空焚き防止機能：水がなくなると自動で止まり空焚きによる事故を防いでくれる機能。
④チャイルドロック：ボタンの操作をロックする機能。小さいお子さんやペットなが触り誤作動を起こすのを防いでくれます。
目的に合ったフェイススチーマーを選ぶ
フェイススチーマーには、スチームに特化した「単体機」のほかに、スチームに加えて色々な施術ができるモードが搭載された「複合機」などがあります。 つい、多機能なものを選んで高価なスチーマーを購入した結果「思ったより使わない機能が多かった」という失敗談も少なくありません。
自分はスチーマーだけで良いのか、スチーマー以外の機能もほしいの考え「自分の目的は何か」を明確にした上で、フェイススチーマーを選びましょう。
お手入れや掃除のしやすさを確認
フェイススチーマーは水を使って蒸気を生成する美容機器です。
そのため、気をつけないといけないのが、 スチーマーに残った水から「カビが発生」したり「細菌が繁殖」したりする危険を考慮することです。
スチーマーのビーカー（タンク）は掃除がしやすい形状かどうか、拭き取りやすい構造かどうか、 お手入れや掃除の方法について詳しく説明が書いてあるかどうか、 メーカーの保証や問い合わせ先がしっかりと明記されているかどうかなど、お手入れや掃除のしやすさを確認してからスチーマーを選びましょう。
価格やデザインをチェック
フェイススチーマーは、色々な機能やサイズがあり種類がとても豊富です。
しかし、それ故にフェイススチーマーの価格帯も幅が広く「数千円のものもあれば、十数万円するものも」あります。
自分が出せる予算を決めて、その範囲で目的に近いフェイススチーマーを選ぶというのも堅実な選び方といえるでしょう。
また、デザインに関しても様々で「白を基調とした清潔感のあるもの」「グレーやブラックなどのスタイリッシュなもの」 「茶色やベージュなどの落ち着いた色合」のものなど、好みのデザインで選ぶのも楽しく選べる方法の1つでしょう。
タンクの容量や使用できる水の種類をチェック
フェイススチーマーは、水を使用する美容機器ですが、肌にあてるものであるため清潔感は気になるポイントですよね。
フェイススチーマーによっては「水道水が使える」ものと「精製水や蒸留水しか使えない」ものがあります。
スチーマーを選ぶ際は「水道水OKかそうじゃないか」をきちんと確認しておきましょう。 また、タンクの容量が小さいものだと、スチームの量や強さが弱かったり、満足する前に水がなくなってしまい何度も水を入れないといけない、など使用感に関わってきます。
そのため、タンクの容量や使用できる水の種類などをチェックし、フェイススチーマーを選びましょう。
まとめ
フェイススチーマーは、温かいスチームをあてることで「保湿ケア」「毛穴ケア」「リラックス高価」など、 色々な効果が期待できる人気の高い美容機器です。
フェイススチーマーには「空焚き機能」「タイマー機能」「温度調節機能」など、色々な機能やモードを搭載したものもあり、 その人の目的に合ったフェイススチーマーを選ぶことが大切です。
あなたも、フェイススチーマーをスキンケアに導入し、憧れの美肌を手に入れてみませんか。
