サロンの必需品 業務用スチーマーの選び方とメリット

サロンの必需品 業務用スチーマーの選び方とメリット

フェイシャルサロンやリラクゼーションサロンの施術でよく使われる、エステスチーマー。 フェイシャルスチーマーなどとも呼ばれる美容機器で、温かい蒸気を肌に当てることで気持ちよく肌のケアができるため、 人気の高い美容機器です。

自分でサロンを開こうとしている方や、実際にサロンを経営している方でも、導入を考えている方は多いのではないでしょうか?そこで、この記事では業務用スチーマーとは何なのかという基本的なところから、 スチーマーの選び方やメリットについても解説していきます。

エステスチーマーとは?

エステスチーマーとは、サロンやエステで肌のケアを行うために利用される美容機器です。 水蒸気を肌に当てることで、肌の保湿、汚れを浮かす、リラックス効果などを得ることができます。

サロンやエステ以外でも、自宅でのセルフケアにも利用することができ、様々な種類や大きさのものが販売されています。

業務用スチーマーを選ぶ上でのポイント

業務用スチーマーには、様々な種類があります。 スチームの種類が選べるものや、スチーム以外の機能も兼ね備えているもの、据え置きタイプのものもあれば、卓上タイプのものなどもあります。

また、種類が豊富ということは、それだけ種類によって、必要な予算も変わってくるということにも。 サロンやエステに導入するのか、セルフケアのために購入するのか、 ここからは、業務用スチーマーを選ぶ上でのポイントをいくつかご紹介していきます。

スチームの種類

業務用スチーマーを選ぶ上でのポイント1つ目は「スチームの種類」です。 基本のスチーマーは、温かい水蒸気を噴出するものですがスチームの種類には以下のようなものもあります。

  • 冷スチーム:冷たい蒸気を出してくれるもので、ホットスチームの後に利用して毛穴を引き締めるなどの効果があるスチーム。
  • ナノスチーム:通常の蒸気より、細かい粒子のスチームを出すもの。粒子が細かいということは、肌のより深くまで蒸気が浸透しやすくなります。
また、スチームの噴出口が複数あったり大きいものなどは、スチームをより多く出してくれるため、額から顎先まで幅広く保湿してくれます。

機能

業務用スチーマーを選ぶ上でのポイント2つ目は「機能」です。 業務用スチーマーには、スチームを出すスチーム単体の機能を持つもの以外にも以下のような機能がついた複合機もあります。

  • 化粧水ミスト:スチームと一緒に霧状の化粧水も噴出してくれ肌ケアと保湿ケアを一度にできるもの。
  • アロマ:アロマオイルなどを数滴垂らして使用でき、肌ケアをしながらアロマでリラックスもできるスチーマー。
  • オゾン:オゾン効果のあるスチームを出すもので、肌の殺菌効果が期待できる。
  • 温度調整機能:温度が上がりすぎないように自動で調節してくれる機能。
  • 空焚き防止:スチームを作るタンクの水がなくなると自動でオフし、空焚きの事故を防いでくれる機能。
  • バキューム機能:毛穴の角栓や汚れなどを吸い取ってくれる機能。
  • 超音波機能:超音波で毛穴の汚れを浮かしてくれる機能。

サイズと設置場所

業務用スチーマーを選ぶ上でのポイント3つ目は「サイズと設置場所」です。 業務用スチーマーには、色々なサイズのものがあり、サイズに合った設置場所や収納場所があるか確かめてから選びましょう。

  • 据え置きタイプ:タンクの容量が大きく、スチームの量が多いが、背が高く大きめのため、設置スペースが広くなる。
  • 卓上タイプ:机上におけるサイズのスチーマー、持ち運びがしやすく設置場所にも困りにくい。
大きいからスチームが多い、小さいから少ない、とは一概には言えないため、スチームの量やタンクの容量などはよく確認して選ぶよう注意しましょう。

価格帯

業務用スチーマーを選ぶ上でのポイント4つ目は「価格帯」です。 ここまでで紹介した通り、業務用スチーマーには色々な種類があり、その分価格帯も幅広い傾向にあります。

卓上タイプのスチーマー単体機であれば、数千円で購入できるものもありますが、 複合機になれば、1万円台〜数万円ほどする場合もあり、 据え置きタイプになれば、単体であれば数万円、複合機であれば10万円を超えるものもあります。 種類と効果を確認した上で、自分の予算に合った価格帯のスチーマーかで選ぶのも大切です。

メンテナンスの容易さ

業務用スチーマーを選ぶ上でのポイント5つ目は「メンテナンスの容易さ」です。 業務用スチーマーは、水道水や精製水を蒸気に変えて使用する美容機器です。

水を利用するということは、水分が機器内に残ってしまうと、そこから細菌が増殖したり、カビが発生する危険が出てくるということになります。 機能がたくさんついたスチーマーであれば、付属品なども多い場合も考えられますし、メンテナンスが容易かどうかというポイントは、 スチーマー選びでも重要な点といえるでしょう。

業務用スチーマーのメリット

業務用スチーマーのメリットには以下のようなものがあります。

  • 精製水を利用できるため、より衛生的なスチームを利用できる。(精製水とは、蒸留やろ過などを行い不純物を取り除いた水)
  • 一般用スチーマーが噴出するスチームに比べて、高温のスチームを噴出できるため、より毛穴ケアや血行促進効果のUPが期待できる。
  • タンクの容量やスチームの量が多く、額から顎先までより多く広く肌にうるおいを与えることができる。
  • スチームの量が多いと、施術室全体の湿度もあげてくれるため、サロンの環境調整にも役立ってくれる。

よくある質問

ここまで、業務用スチーマーとはどんなものか、どんな種類やメリットがあるのかなどについて解説してきました。 ここからは、フェイススチーマーに対しての疑問を解決するべく、よくある質問をいくつかピックアップしましたので、 紹介していきます。

スチーマーを毎日使うのはよくないですか?

初めての方は、まずは試してから使用頻度を増やしていきましょう。 人の肌質は、乾燥肌や脂性肌、混合肌や敏感肌など人それぞれです。

初心者の方は、まずは1度使用したら数日は肌トラブルが起きていないかなどを確認し、問題なければ頻度を増やしていきましょう。 問題なく使用できていれば、毎日使っても大丈夫ですが、使用時間は10分程度、毎日使用する場合は1日1回を目安にしましょう。

また、ホットスチームは40度以上の高温のため、肌を近づけすぎると火傷や乾燥の原因になるため、スチームから肌は20cm前後の距離を保ちましょう。

スチーマーで肌は綺麗になりますか?

スチーマーで肌が綺麗になる可能性は高いです。 スチーマーのメリットとして、肌の汚れを落としやすくなる効果があるため、毛穴の奥に詰まった汚れや皮脂を取り除くことで肌が綺麗になります。

また、毛穴がキレイになると、肌の透明感UPが期待でき、ホットスチームであれば、血行が促進されるため肌の色も明るくなることが期待できます。 スチーマーには、精製水が利用できるものや、オゾンを発生させるものもあるため、そういったタイプのスチーマーを利用すれば、 より衛生的に利用でき、肌トラブルの予防にも繋がるでしょう。

スチーマーは高いものと安いのは何が違うの?

高いスチーマーと安いスチーマーの違いは機能性の高さです。 そのため、高いスチーマーは、自宅で時間をかけてより本格的なケアをすることができます。

また、スチーマー単体機よりも色々な機能を併用できるものであれば、比較的値段も上がる傾向にあります。 その分、一台で色々な施術やケアができるため、時間や手間を減らすことができるというメリットもあります。

中には、LEDライトで肌の機能を上げたり、シミ対策ができるものや、アロマを利用してリラックス効果を高めることができるものなどもあります。

スチーマーと美顔器どっちがいいの?

スチーマーと美顔器は、肌の悩みや目的によってどちらがよいかが異なってきます。 スチーマーは蒸気によって毛穴を開き、化粧水や美容液の浸透をサポートしたり、肌の汚れを落とす効果があります。

一方、美顔器はシワやたるみの改善などの効果が期待できる美容機器です。 また、EMS(電気で肌に刺激を送る)やRF(高周波の波を送りアンチエイジング効果がある)などの機能がついたものもあり、 そのような機能がついた美顔器であれば、サロンやエステなどで受けるようなスペシャルケアに近い施術ができるというメリットもあります。

まとめ

この記事では、業務用スチーマーについて解説をしました。 業務用スチーマーは、スチームを肌にあてることで、潤いを与えたり毛穴の汚れや皮脂を浮かすことができる美容機器です。

スチーム単体のものもあれば、吸引機能や超音波機能などがついた複合型もあります。 業務用スチーマーを選ぶと時は、スチームの種類や機能、価格帯やスチーマーのサイズなどに注意して選びましょう。

業務用スチーマーを使用することで、肌の機能が正常になり透明感UPや肌トラブルの予防につながるため、とても人気のある美容機器です。 この記事をきっかけに、興味が湧いた方は是非スチーマーの導入を検討してみてください。

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