スチーマーはスキンケアの効率をアップさせる美顔器として注目を集めています。 スチーマーを使用することで自宅でも手軽にエステが楽しめるため、人気を集めています。
現在スチーマーを使用していなくても、手軽にエステを楽しめることから購入を検討している人は多いでしょう。 そこで今回はスチーマーの種類や使用することで得られる効果について紹介していきます。
この記事を参考に、スチーマーで手軽にエステを楽しんでいきましょう。
家庭用スチーマーの種類
家庭用スチーマーにはナノスチーマーなど、大きく分けて3つの種類があります。 ここではそれぞれのスチーマーの特徴についてみていきましょう。ナノスチーマー
ナノスチーマーは水をナノサイズの微粒子にし、肌に届けます。 そのためナノスチーマーには肌を柔らかくして毛穴を開かせる効果があり、皮脂汚れ等が浮き上がることで通常の洗顔等で汚れを落とすことができます。
ナノスチーマーの主な効果は以下の通り。
- スキンケアの効果がアップする
- 美肌効果がある
- 毛穴汚れを落としやすい
- 肌をふっくらとさせる
- 毛穴を引き締める
このようにメリットはたくさんありますが、デメリットも存在します。
- 価格が高め
- 設置スペースが必要
温冷スチーマー
温冷スチーマーには4つのメリットがあります。
- 皮脂やメイク汚れを浮き上がらせ、通常の洗顔よりも汚れを落とすことができる
- 摩擦が少なく、強い力を入れなくても汚れを落とす等ができるため肌に優しい
- 入浴後の肌に潤いを与えることで、肌の水分量を保つことができる
- 冷たいミスト機能を搭載しているスチーマーでは、肌の温度を下げて肌を引き締めることができる
このようなメリットがある一方で、3つのデメリットを抱えています。
- 長時間使用を続けていると、角質層がふやけることがある
- スチーマーによっては設置スペースを必要とするものがある
吸引機能付きスチーマー
吸引機能付きスチーマーは、吸引力で毛穴の汚れを直接取り除くことができるスチーマーであり、毛穴の乾燥による黒ずみや毛穴開きに対し、蒸気で肌を潤すことができます。
しかし人間の肌はデリケートなため、強い力で肌を吸引するとしわやたるみの原因となります。 また繰り返し器具を使用することで肌が傷んでしまうリスクも。
そのためスチームを当て肌の温度を上げる必要があります。 毛穴ケアに優れている一方で肌を痛めてしまうリスクなどもあるため、使用する前にはスチームを当ててから使用しましょう。
スチーマーの効果
スチーマーを使用することで肌にとって様々な効果が期待されます。 ここでは乾燥肌の改善など主なスチーマーの効果を4つみていきましょう。乾燥肌の改善
肌トラブルの主な原因としてあげられるのが、乾燥です。 スチーマーは中で水を加熱して、温かくやわらかなスチームとして吹出口から噴射しています。
スチームを浴びることで乾燥した角層が潤います。 その結果、肌が潤い透明感がアップ。 肌トラブルの原因は乾燥であるため、スチームで潤いを与えることは重要です。
また角層へたっぷりの水分を与えられることから、肌トラブル回避につながります。
毛穴の開き改善
スチーマーは毛穴の開き改善に効果が期待できます。 スチーマーで肌を温めることで汚れを浮き上がらせることができ、毛穴の汚れをきれいにすることができます。
毛穴が目立つと感じている人は、洗顔によりメイクの汚れなどが落としきれていないことがあるため、洗顔前にスチームを当ててみるとよいでしょう。 またスチーマーの蒸気を浴びることで乾燥した毛穴が水分で潤うことも、毛穴のケアには重要です。
肌のキメを整える
スチーマーから出てくる蒸気にはメイクなどの汚れを落としやすくする効果だけでなく、スキンケア用品をなじみやすくすることでキメの整った素肌にする効果があります。 美容液やクリームで肌を整える前に、スチーマーによってしっかりと肌の保湿をおこないます。
そうすることで確執がしっかりと整い、スキンケア用品の効果を高め、なめらかな肌へと整うことができるのです。
メイクのノリをよくする
スチーマーを朝のメイク前に使用することで、メイクのノリを良くすることができます。 何故かというと、スチーマーの保湿効果により肌のベースを整えることで、その後の化粧ノリを良くしていきます。
また、肌の表面温度が上がることで、顔色がよくなる効果が期待できるのです。 ただし、肌トラブルがある場合は、スチームの熱があくえうきょうを与えることがあるため、使用を避けましょう。
スチーマーを使う際の注意点
スチーマーには様々なメリットがある一方、正しくない使い方をしてしまうとかえって肌を傷つけてしまいます。 スチーマーの使い始めは週2～3回とし、慣れてきてから1日1回の使用が可能となります。
しかし、肌がなれる前に頻繁に使用してしまうと、肌に負担がかかるため注意が必要です。 またスチーマーを使用している際の距離に注意し、近づきすぎないように使用することでやけどの可能性をなくすことができます。
スチーマーの使用直後は角質がスチームで保湿されていますが、そのままにしておくと使用前よりも肌が乾燥するため、使用後は必ず保湿をしましょう。
まとめ
自宅で簡単にできるエステとしてスチーマーを取り入れる際は、ナノスチーマーなど自身の用途に合わせたものを購入しましょう。 スチーマーは肌の状態を良いものにできる一方で、使用法次第では肌の状態を悪化させることになります。
自身の肌の状態を知り、今の自分に適しているスチーマーを選ぶようにしましょう。
